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祖母の死でひとりぼっちになった麻生智子。8歳のとき交通事故で両親を亡くし、同乗していた智子は助かったものの記憶喪失に…。
三月も終わりに近いある日、出張先のシカゴから帰宅したスターン弁護士は、妻の自殺を発見する。どうして。
もっとも大きな謎は、もっとも近い人間の中にある―真実に近づくにつれ、自分が何も知らなかったことに気づかされるスターン弁護士。
両足両手を切断してなお舞台に立ち続けた名立女形、沢村田之助、その周辺で起こる連続殺人の謎を追う時代ミステリの秀作。
毎年12月1日正午に、仙台駅ホームに佇む和服姿の女。この謎の美女は、原宿で起きた殺人事件の容疑者だった。
怪しげな新興宗教「闇の光」の狂信的信者立花冽子は、兄弟と共謀し内縁の夫を“悪魔祓い”の生贅として殺害してしまう。
「ダムの底から死体が」赤かぶ検事に奇怪な報が飛び込んだ。
江戸時代から遊郭を営んできた一家をめぐる殺人予告。狂死した遊女の怨霊祓いの夜、はたして二つの殺人が…。
日下百合子は、友人の結婚式に出席するために長崎にやってきた。稲佐山から街を一望しようと、ゴンドラに乗った百合子。
岡っ引きの勘兵、人呼んで悪勘兵は色事にかけては浪花一の事情通。ある日、同心鮫島様のお呼びで奉行所の門をくぐった。
東に相模の北条、北に甲斐の武田、駿河の今川は強国との戦乱が絶えない。戦国の世を生きのびる政略と陰謀。
音響機器メーカーに勤める早瀬喬は、人生の恩人である宗田克人の突然の訃報を聞き、愕然とした。
わたしの名前はジャン・モロ。定職も家もないので、世間ではホームレスと呼ぶが、これでも独立営業の立派なビジネスマンだ。
警視庁捜査一課の美人刑事・今野真弓は殺人事件発生の報せを受けて、原人の骨を展示中のM博物館に急行した。
二流講演屋と蔑まれながら、屈辱的地方回りを続ける河合清重は奇妙な物を拾得した。それは一挺の拳銃だった。
検事局内にうずまく競争心、政治力、人間関係の中で、正義感は強くても策のないハーディは担当をおろされてしまうが…。
天国から「地上研修」に来ている天使のマリと、地獄から「成績不良」で叩き出された悪魔・黒犬のポチ。
主人公の葉月麻子はイベントキャスター。何でも司会業として全国各地を飛び回り、いい男に失恋しつづけるのが悩みの種。
一流商社のエリート課長・松代小弥太は、週末になるとサングラスによれたコートという出で立ちで“名探偵”に変身。
心中事件でなくなった花魁の名を継いだ幻太夫は三菱の総帥を別の遊廓の遊女に奪われて、自分の小指を切り落として岩崎家に届けた
「若き日の大観の傑作、発見さる―」若手画家・茂木貞澄は、この大ニュースに疑惑を抱いた。
相模屋の店先で雪駄(せった)が一足盗まれた。上野山下の助五郎親分は、懸命に追い、下手人・仙八を挙げた。
映画に出演することになった亜衣、真衣、美衣は、映画スタッフやおまけの夢水名(迷)探偵と、鬼伝説のある総生島へロケにやってきた。
第二次世界大戦のさなか、アーサー王と王妃グィネヴィア、円卓の騎士ラーンスロットらが疾駆し、ナチがパリを占領してヒトラーがナポレオンの墓を訪れ、エズラ・パウンドがローマから反ユダヤの宣伝放送する。
スペインの北部を東西に横切っている巡礼の道、「星の道」と呼ばれる古来からの道を歩いたことにより、オカルトや魔法に夢中だった著者が真のマスターへの道とは何かを発見するまでの物語。
“宗教法人炎矢教団総本部”この教団から娘・葉子を連れ戻してほしい―というのが今回の僕への依頼であった。
1914年、内戦の続くメキシコで、革明軍の指導者パンチョ・ビリャと渡りあった日本人青年がいた。
星のまばたきは、ちまちまと生きる人間を見ての涙だという。他人さまの金を利用する逆ピラミッドに賭けた怨念のヒロイン。
無免許の私立探偵スカダーは、旧知の高級娼婦エレインから突然連絡を受けた。
ミステリ界の2大栄誉MWA・PWA両賞に輝く、マット・スカダーシリーズ最新作。年に一度、秘密の会を催す男たち。
レスタトのロックスターとしての活動が、すべてのヴァンパイアの「母」である女王アカシャを長の眠りから目覚めさせた。
コンサートを終えたレスタトを連れ去った女王アカシャは、彼のことを「わたしの王子」と呼び、共に新しい世界を創り、神になろうと語りかける。
「辞職して、フリーになります」仕事を干されて退屈なボンドは、とうとうMに宣言した。
新幹線に乗り遅れたと、東京駅から新潟までタクシーを飛ばした女は、好物のはずの夕食の蕎麦をなぜ残したのか?―「乗り遅れた女」。
凄惨な殺人現場に残されていたのは、そこにいるはずのない自分の指紋と血で書かれたメッセージ。
あらゆる悪が正気を飲み込もうとするグリーンリバー刑務所。完全に秩序を失った囚人たちの反乱は、痴情から始まった。
もと消防署だった建物を購入した男は、施設の一部として残った「見張り塔」から、毎日写真を撮りつづけた。
一流ホテルのハウス・ディテクティブとして第二の人生を送ることになった畑中教司の眼前で社長の犬飼が誘拐された。
近年レベルの低下が進む名門女子高校、小町学園。女校長のゲンバクは、学園の活性化を図るべく男子生徒の受け入れを決定。
「空海が密かに唐より持ち込んだ、“四殺”を封印せよ」闇世界の始末人、孔雀明王美空に、高野山から秘命が下った。
人は生得あさましいものであるが、南無阿弥陀仏と称えれば、必ず救われる―平易な言葉で教えを説き、近畿一帯に大勢力を振った英邁なる高僧は、私的にはどのような男であったか。
人は生得あさましいものであるが、南無阿弥陀仏と称えれば、必ず救われる―平易な言葉で教えを説き、近畿一帯に大勢力を振った英邁なる高僧は、私的にはどのような男であったか。
春も浅い「ミ=カレーム」の祭りの季節。北仏アズブルックに、かつての恋人の消息を尋ねて一人の男がやって来る。
モース主任警部にとって、他人が担当していた事件を途中から引き継ぐのは、あまり面白いことではなかった。
藪原法律事務所の居候弁護士、朝吹里矢子。駆け出しの彼女にとっては毎日が新鮮な“事件”だ。
スラム街の生活から抜け出し、もう一度人生をやり直そうと決意した青年が、船長以下六人で大型船を台湾まで回航する仕事に就いた。
巻頭に並べられた五十人近い登場人物のイラスト一覧―誰を見ても怪しげで、犠牲者ですら真犯人に見えてしまう混乱状況。
『算盤が恋を語る話』につづいて、大正十四年七月から十五年十月にかけて発表された十編「百面相役者」「一人二役」「疑惑」「接吻」「踊る一寸法師」「覆面の舞踏者」「灰神楽」「モノグラム」「人でなしの恋」「木馬は廻る」を収録、短編作家時代の掉尾を飾る作品集である。
本書は、謎の犯罪者・恐怖王と探偵作家の大江蘭堂が対決する表題作の外、好物の探偵小説と落語が混じり合った「盗難」、ミニ「パノラマ島奇談」といった趣の「地獄風景」を併収。
東に人の弱みを探してゆすり、西でネタを拾って小説を書き、南に薄倖の少女を救い、北では美女を侍らせての豪遊……やることなすこと図に当たり意気揚々の影男。
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